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● Regent Bowerbird
いつも見ている鳥。
といっても本で。
図鑑の表紙を飾っている鳥である。
Regent Bowerbird:リージェント・ボワーバード
和名:フウチョウモドキ
フウチョウとは風鳥と書くのだろうかと思ってwikipediaを見てみたが載ってはいない。
『
フウチョウ族(Paradisaeini)は、鳥類の分類名のひとつ。
オセアニアの熱帯に生息し、特にニューギニア島には多数の固有種が生息する。
雄の成鳥が美しい飾り羽を持ち、繁殖期に多彩な求愛ダンスを踊ることで知られる。
雌の成鳥は地味な外見をしている。
極楽鳥(ゴクラクチョウ)の別名でも知られるが、正式な和名としては採用されていない。
』
俗称、極楽鳥(ゴクラクチョウ)とはシラナンダ。
図鑑でみる。
『
● 表紙
』
サイトから抜粋で。
『
私家版・日豪の比較文化人類学
http://blogs.yahoo.co.jp/shigemi_akamatsu/29858432.html
宿のオライリーのロゴ・マークに使われている黒と黄色の鳥は
リージェント・ボゥワーバード(Regent Bowerbird =日本名・フウチョウモドキ)
のオスです。
ボゥワーバードは普通、ニワシドリ(庭師鳥)と訳しますが、庭師よろしくボゥワー(あずまや)のような建造物を造ってメスへの求愛の舞台とするのだそうです。
贈り物や美的センスで女性の心を惹き付ける人間と同じことをする鳥がいるのは微笑ましいですね。
この鳥、森のプレイボーイとも言われます。
納得ですね。
ちなみに日本名のフウチョウモドキの「フウチョウ」は極楽鳥のことです。
モドキなのでしょう。
』
ビデオはこちら。
『
Regent Bowerbird
http://video.google.com/videoplay?docid=-136117308450015720#
http://www.youtube.com/watch?v=hcyiOsqLAvk
』
[◇]
「おもしろすぎる動物記」に「フウチョウ」が載っていました。
抜粋しておきます。
『
フウチョウ(ゴクラクチョウ)は43種類もあるという。
クジャクを別格とすれば、このグループほど美しい鳥類はまず他にあるまい。
山に住む森林鳥で、ニューギニア、オーストラリア、モルッカ諸島に分布する。
オスの多くのものが枝の上あるいは森林中の地上でデイスプレイをする。
ノドを膨らまし、飾り羽をゆらめかし、ふるわし、逆立てたり、枝から枝へ飛び移ったりして、ひけらかす。
アオフウチョウのように、枝から真っ逆さまにぶら下がってメスの気を惹こうとするものもある。
オスたちが集団でデイスプレイを演ずることもある。
これが昔の動物解説書には以下のように書かれた。
「この鳥は10羽、20羽と集まって舞踏会を開く。
その場所は枝葉があまり密生していない木立の森である。
枝々をめぐり、クビをのばし、翼を広げて尾を振り回す。
その時のオスのさえずる声は、ヒロハイホウホクホクと鳴くという」
この本にはフウチョウが毎日2回、一本の羽毛も見逃さないくらいに熱心にお化粧し、身仕舞いすることや、時に自分の美しさに見とれて、思わず知らず知らずに声を出す、ことが書かれている。
昔からフウチョウの美しさは有名で、多くの剥製がヨーロッパに送られた。
ところがその足が切ってあったので、
「この美しい鳥は木に止まらず、下の地面にも降りず、風の間に間にただよっている」
という伝説が生まれた。
このため「フウチョウ:風鳥」と呼ばれるようになったのである。
』
● フウチョウ:Wikipediaより
[index]
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