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● Australian Brush-Turkey
山の方へいくと、人の出入りのあるところではあちこちにいる。
写真はラミントンでのものあるが、タンボリンにもいる。
英名:Australian Brush-Turkey(オーストラリアン・ブラッシュ・ターキー)
つまり「オーストラリア七面鳥」
クリスマスに食われてしまうのかもしれないと心配したのだが。。
が、実際は七面鳥ではないそうです。
よってこの七面鳥もどき、まずくて食えないらしい。
和名は「ヤブツカツクリ」
なら「ツカツクリとはなんぞや」となる。
字面からいくと「藪塚作り」となるが。
Wikipediaで見てみる。
『
ツカツクリ科
森林に生息する。
食性は雑食で、昆虫類、甲殻類、貝類、果実、種子などを食べる。
繁殖形態は卵生。
本科の構成種は鳥綱では唯一抱卵を行わない。
地面に穴を掘ったり、塚状の巣を作りその中に卵を産む。
卵は日光や地熱により温められ孵化する。
穴や塚の中の温度は掘り起こしたり、逆に砂や落ち葉をかけることで調整する。
生息地では卵も含めて食用とされることもある。
開発による生息地の破壊、食用の乱獲、人為的に移入された動物による食害などにより生息数が減少している種もいる。
』
やはりそのようで、塚状の巣を作ることから命名されたようです。
肉は食えないが、卵は食べられるということでもある。
ブラッシときたから、刷毛状のシッポの意味と思ったのだがそうではないようである。
「Brush」には別に「藪」という訳がある。
辞書には「低木の茂み」といった内容の説明が出てくる。
なら Bush(ブッシュ) と同じで、ここでは同意味で使われる。
「ヤブツカツクリ」そのものがWikipediaに載っていた。
『
オーストラリア北東部~東部に生息。
全長70cmほど。
頭部は赤褐色で、ほとんど羽毛がない。
繁殖期になると、オスの頭部はより鮮やかな赤色になる。
黒に近い濃い褐色の羽毛と赤い皮膚が裸出した頚を持つ。
胸の部分に黄色い肉垂がある(一部地域の個体群ではこの肉垂が白くなる)。
雌雄同色だが、メスはオスよりやや小さい。
食性は雑食性であり、落ち葉や腐葉土、土、砂、時には芝生などを脚で後ろに掻き出しながら、地中の昆虫やミミズを補食する。
その他、地面に落ちた果実や種なども食べる。
まれに木に登って、木についている実を食べたり、下に落としてから食べることもある。
短い距離なら飛翔することができる。
夕方になると枝を飛び移りながら木の上に登って、外敵に襲われにくい場所で休む。
養卵は抱卵でなく、腐葉土で作成する巨大な塚に卵を埋め、発酵熱で温める。
塚は通常オスが作り、直径4m、高さ1-2mにもなる。
メスは塚の中に通常18-24個、最大で50個の卵を産む。
その後、オスが塚の温度を33-38度になるよう管理する。
しかし、その間、親鳥はずっとつきっきりで塚の管理をしているわけではない。
時にはディンゴやオオトカゲの餌になってしまう。
またアボリジニが食べることもある。卵は約7週間後に孵化し、幼鳥は自力で腐葉土を掘り起こしながら、塚の外に出てくる。
幼鳥は生まれた時から一人で生活することができ、自分で餌を探す。
住宅地でもよく見かけ、あまり人を恐れず、時にはテーブルなどにある人のご飯を奪うこともある。
また、餌探しのために芝生や花壇を壊してしまうことがあり、庭の管理する際には気をつける必要がある。
』
なにしろ見た目からしてガッツのある鳥である。
図鑑でみる。
『
』
● Australian Bird より
ビデオは枯れ草をのけて、エサを探しているところ。
ちょっと暗いですが、場所が日当たりのないところなので。
[index]
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