2010年5月15日土曜日

キミミミツスイ

_

● Lewin's honeyeater


 オライリー・リゾートのレストランでビールを飲んでいた。
 そこへ一羽の鳥が入ってきた。
 大きさはスズメより一回りほど大きく、クチバシの様子からミツスイであろうと思った。
 早速、カメラを向けて写真を撮らしてもらった。























 英名:lewin's honeyeater
 「Lewin's」となると人名であろうか。
 和名:キミミミツスイ:黄耳蜜吸
 耳に当たる部分の羽がやや黄色いっぽいので命名されたのであろう。





● Wikipedia より


 図鑑より。





● 「Australian Birds」より


 サイトから。

オーストラリアの鳥
http://bluebonnet0712.hp.infoseek.co.jp/rainforest-j.htm
 変わった声の持ち主ということなら、キミミミツスイ(Lewin's Honeyeater)とムナグロシラヒゲドリ(Eatern Whipbird)の2種を挙げたいと思います。
どちらも見た目は地味な鳥ですが、声にかけては、かなり個性的です。
 キミミミツスイはマシンガンを打つような、「タタタタタタタッ」という声で鳴きます。
 鳥らしくない声という点では、ムナグロシラヒゲドリはもっと個性的です。
 オスは「ゥーウィッ」としり上がりに大きくなる単調な声で鳴き、間髪入れずにメスが「チューチュー」と続けて鳴きます。
 オスの声が鞭を打つ音に聞こえるからとかで、Whipbirdという英名を頂戴したようです。



 ビデオ。

lewin's honeyeater
http://www.naturefootage.com/video_clips/GK01_101
http://video.google.com/videoplay?docid=-1591729452624507785#
http://video.google.com/videoplay?docid=-5521786535586045814#









[◇ 2011年1月 

 クーンババ保全地区:Coombabah Lakelands にもいた。

 あまりいい写真ではない。
 ビデオも撮ったが、これもいまいち。
 そのうち、いいのが撮れるでしょう。














[index]


_

フヨウチョウ

_






● Red-browed Finch


 オライリー・リゾートのロゼーラの餌付けの後、落ちたエサをついばんでいるのが、この鳥。
 英名:Red-browed Finch(レッドブロウド・ヒンチ)
 finchは「スズメ科」という意味。
 とすると、赤眉毛スズメということになる。
 和名:フヨウチョウ(芙蓉鳥)
 芙蓉とは美しい顔立ちということである。
 クチバシと眉毛のこの紅色は印象的である。
 ちょっとくどいかもしれないが。



















 スズメなので小型で写真は容易に撮れる。
 動きのすばやさで見てて飽きない鳥である。


● Wikipedia より


 サイトから。

豪遊記 Red-browed Finch フヨウチョウ
http://www.goyouki.com/info/doubutu/BushBirds5.html
 フヨウチョウはスズメ目スズメ科の鳥です。
 非常に小さな身体ですばしっこく飛び回ります。
 オーストラリアの東海岸部に生息しています。
 特徴は、目の上に眉毛のような鮮やかな赤いラインと尾の付け根辺りが赤色をしています。
 お腹がグレー、背中はウグイス色です。
 体長は最大で12センチほどになります。
遭遇容易度★★☆☆☆☆☆☆☆☆



 図鑑より。





● 「Australian Birds」より











[◇ 2011年1月 

 ヒガシキバラヒタキと同じく、クーンババ保全地区:Coombabah Lakelands にもいた。

 数枚撮ったがきれいに写っていたのは下の一枚だけだった。



 ということは以前、クーンババの野鳥観察会のパンフレットにフウチョウモドキが載っていたので疑問を呈したことがあったが、もしかしたら本当にいるのかもしれない。
 なにしろ広いところだ。
 まだまだ、楽しめそうな場所である。





[index]



_

2010年5月14日金曜日

ウオンガバト

_



● Wanga Pigeon


 ひじょうにシックな色合いの鳩である。
 動きは普通の鳩とまったく同じ。
 熱帯雨林にいた。








● Wikipedia から


 英名:Wanga Pigeon(ウオンガ・ピジョン)
 和名:ウオンガバト
 面白くもない命名だが、わかりやすくていい。
 鳩なので和名をつける方もいい加減だったのだろう。
 鳩の羽模様はもともと実に千差万別である。
 普通のドバトの群れに、これが混ざっても気にすることもないだろう。
 こういう模様のドバトなのかと思う程度である。

 図鑑から。















[index]



_

ハシリチメドリ

_

● Southern Logrunner


 熱帯雨林散策の遊歩デッキを歩いていたら、ガサガサ音がする。
 それも足元からだ。
 なんだ!




 デッキの下をのぞいてみたら鳥がいた。
 わくら葉を足で蹴飛ばしている。
 どうも枯葉の下にいる昆虫などを探しているらしい。
 茶色っぽい鳥で、スズメによく似ている。















 横の案内板に「Southern Logrunner」とある。
 茶系統なので、上からみるとわかりにくいが、動きがあるので容易にみつけられる。





 英名だと
 「Logrunner(ログランナー)」、
 「Southern Logrunner」、
 「Australian Logrunner」
といろいろ出てくる。
 図鑑は前二者であるが、Wikipedia はAustralian Logrunner である。

 「log」とはログハウスで使われているように丸太だから、「丸太走者」という意味になるが。
 和名は「ハシリチメドリ」。
 「走り」がちゃんと入っている。
 「チメドリ」とは調べてにたがちょっと漢字が載っていない。
 「地目鳥」かもしれない。
 つまり地面で生活する鳥ということである。

 鳥には水鳥、空鳥、地鳥があることになる。
 なら、「地鳥」はチドリだろうと思ったが、チドリは水鳥であった。


● Wikipedia より:オス

 図鑑より。


● メス





 ラミントン・ナショナルパークのログランナーについては専用のサイトがあります。

Log Runner - Lamington National Park
http://lamington.nrsm.uq.edu.au/Documents/Birds/logrunner.htm


 ところでLogrannner で検索すると圧倒的な量でゲームが出てくる。
 動画で検索するとすべてゲーム。
 あのロードランナーとおなじたぐいのものである。
 よって鳥を調べようとすると、実に面倒くさい。
 ということでサイト探訪はカットして、ビデオにいきます。


internet IBC bird collection
Australian Logrunner (Orthonyx temminckii)
-----------------------------------------------------------
http://ibc.lynxeds.com/video/australian-logrunner-orthonyx-temminckii/female-then-male-scratching-ground-food
http://ibc.lynxeds.com/video/australian-logrunner-orthonyx-temminckii/bird-scratching-ground-looking-food
http://ibc.lynxeds.com/video/australian-logrunner-orthonyx-temminckii/female-looking-under-dry-leaves-preening
http://ibc.lynxeds.com/video/australian-logrunner-orthonyx-temminckii/female-feeding-leaf-litter-dawn
http://ibc.lynxeds.com/video/australian-logrunner-orthonyx-temminckii/pair-scratching-ground-food








[index]




_